【国語】読解力アップ!!<文脈理解の方法>

文章読解において、筆者の考え方を読み解くことが最重要ポイントとなります。筆者の考え方を読み解くためには、筆者が示す「根拠」や「具体例」を文脈に沿って読み解くことが必要です。
ハカセ
作文や小論文で自分の考えを表現する際にも、「根拠」や「具体例」を効果的に示すことは重要じゃ。

読解力アップ1)キーワードを抑える

筆者の考え方と最も密接な関係にカギとなるキーワードを見つけることができれば、文章読解はグッと容易になります。まずはこの【キーワード】を抑えるようにしましょう。

キーワードの探し方

文章中に繰り返し出てくる言葉
「 」でくくられたり、章のタイトルになっていることもある

【キーワード】は文章の「話題」、つまり文章自体が「何について説明されているか」を示しています。特に説明文や論説文では、このキーワードとなる言葉をもとにして、筆者の主張が展開されていることがほとんどです。

読解しようとする文章において、【キーワード】を抑えることは、その文章がどういった「話題」の文章なのか、大きな文脈を捉える手がかりになるのです。

 

読解力アップ2)対比関係に注意

筆者の主張を示す方法として【対比】方法がよく用いられています。

「何と何が」

「どのような点が」

対比され、説明されているのか、その対比する内容の違いに注意しましょう。

 

読解力アップ3)具体例と根拠

説明文や論説文では、具体例や根拠をあげることが多々あります。この具体例や根拠は筆者の主張の説得力を示すときに使用されるので、具体例や根拠を見つけ、文脈に沿って読み解くことで筆者の主張理解につながるのです。

▶ 筆者がその具体例をあげたのは何のためか?

▶ 筆者はどんな根拠をもとに考えを主張しているか?

ハカセ
筆者は自分と同じ立場の考えを、自分の考え(意見)を裏付けるものとして示すのじゃな。

こんな表現に注目!

【意見】 → 「〜と思う。」
【具体例】→ 「例えば、〜」
【根拠】 → 「なぜなら、〜だからだ。」

 

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