中学生の教科別勉強法【社会 導入編】

お子様
もうすぐ中間テスト・・・
ハカセ
しっかりテスト勉強はできてるかな?
お子様
何から勉強したらいいかわからなくて…
大事ってよく言われる英語とか数学から始めても
なかなか進まなくて…
ハカセ
なるほど。
では、今回は教科別のオススメ勉強法を伝授しよう!!

何を勉強するか迷ったら、社会!!

まず、最初に断言します。

中学主要5教科で最も点数を上げやすいのは

社会】です!!

お子様
なんで【社会】なの?
ハカセ
【社会】は暗記の要素が非常に強い教科だからだよ。
短期間でも効果が出るので、ちょっとした空き時間やちょっと疲れがたまっていて集中力が下がっているときなどは、【社会】に絞って勉強するのはオススメです。
なせ社会の点数は上げやすいのか?

社会は暗記要素が非常に強い!!

歴史上の人物や、世界各国の地名、政治の仕組みなどなど…

教科書には、難しくたくさん書いていますが、ほとんどの問題は語句とその内容を「知っているか」「知らないか」を問われるクイズのようなものです。
つまり、
知っている ⇛ 得点になる
知らない  ⇛ 得点にならない
ただ、これだけなのです。
社会の問題は【考えて解く】ではなく、【思い出して解く】なのです。
要は、どれだけ効率よくたくさんの物事を暗記できたかが重要なのです。
少しの時間でも、語句を一つ覚える。
その積み重ねがそのまま点数につながるのです。

効率よく暗記するポイント

お子様
実は暗記が苦手で…
調べながらちゃんと覚えようとしてるんだけど…
ハカセ
その真面目さは大事!
けど、もっと効率の良いやり方もあるのじゃ。
効率よく暗記するポイント

できるだけ楽に!
考える時間を短くすること!!

社会のテスト勉強で、問題集の問題を解きながら、わからないところを教科書や資料集で一生懸命調べて答えを探すという生徒がたくさんいます。

このやり方は真面目ですが、【暗記】という勉強においては非常に非効率です。

大事なのはたくさん覚えることなのです。考えることではありません。

テスト前にコツコツこういった勉強法で時間をかけているけど、思ったより点数を伸ばせない生徒は、この真面目さが点数を伸ばせない理由なのかもしれません。

テスト前の限られた時間で、この勉強法は時間が足りません。

そこで、

問題集を解くときは、解答を横に置いておく

わからなければ、すぐに答えを見ましょう。

暗記勉強で大事なことは

自分で答えにたどり着くことではない。
早くたくさんの答えを知り、覚えること。

どんなに一生懸命自分で調べて見つけた答えでも、テストのときに思い出せなければ意味がありません。そもそも、テスト範囲すべてを一通り暗記しなければテストでは点数を取れません。社会のテスト勉強においては、暗記学習が大事なのであって、まずは、たくさんの範囲を効率よく暗記していくことが重要なのです。

 

ハカセ
ついでにもう一つ、生徒のみんなが社会のテスト勉強でやりがちなNG勉強法を紹介しておきましょう。

まとめノートは作らない!

定期テストの勉強で、学校授業の板書が大事と言われて、授業ノートを丁寧に書き直し「まとめノート」をつくる生徒がいます。

もちろん、板書は大事です。

ただし、暗記勉強においては、不要です…。

「まとめ」を見るのであれば、普段のノートで十分ですし、流れを見るなら教科書で十分です。市販の問題集などでも、まとめページはあります。

今、大事なのは「暗記」であって、「まとめ」ではありません。

きれいな「まとめノート」の作成に時間をかけて、勉強した気になっていても、社会の点数はなかなか伸びません。

 

社会の勉強法のまとめ

と、ここまで

大事なこと

・5教科で一番点数を上げやすいのは社会
・社会は暗記科目
・暗記はできるだけ楽に!
・「自力で答えにたどり着く」はNG
・きれいな「まとめノート」の作成はNG

ということをお伝えしました。

社会の勉強方法の大枠(背景)はご理解いただけたかと思います。

次回は、具体的なオススメ教材と勉強法をご紹介する【実践編】をお伝えしたいと思います。

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