【理科】覚えておくと便利な公式集
理科の基本的な勉強法はこちら → 中学生の教科別勉強法【理科】
理科の学習は大きく「暗記分野」と「計算分野」に分かれています。「計算分野」においては、数学同様にしっかりと理屈を理解しておくことが大事です。
とはいえ、覚えて置かなければいけないこともあります。今回は、【理科】において、覚えておいたほうがよい公式をまとめましたので、ぜひ、参考にしてください。
力と圧力
「圧力」という用語のイメージを掴む上でも大事な公式です。中学1年生が習う1分野の基本です。後に学習するエネルギー等にも応用される部分です。
圧力:ふれあう面の単位面積あたりを垂直に押す力
公式[圧力]
圧力[N/m2(Pa)]=(面を垂直に押す力[N])/(力がはたらく面積[m2])
浮力:水の中にある物体が水から受ける上向きの力
公式[浮力]
浮力[N]=物体の空気中での重さ[N]ー水中での重さ[N]
物質のすがた・気体と水溶液
ニガテな人も多いかもしれません。細かい数字でもよく出題される部分ですので、計算力も必要になります。まずは、確実に最低限必要な公式を覚えておきましょう。
密度:物質1cm3あたりの質量 ※物質の種類によって異なる!!
公式[密度]
密度[g/cm3]=(物質の質量[g])/(物質の体積[cm3])
公式[濃度]
濃度[%]=(溶質の質量[g])/(溶液の質量[g])×100
< 例題 >
水100gに食塩25gを溶かした食塩水の濃度は?
25[g]/(100[g]+25[g])×100=20[%]
「溶液」は「溶質」と「溶媒」を合わせたものになることに注意だね!!
電流と電圧
電流と電圧は比較的公式が多い単元じゃ。一つ一つ確実に覚えよう!
公式[オームの法則]
電圧[V]=抵抗[Ω]×電流[A]
電流[A]=電圧[V]/抵抗[Ω]
抵抗[Ω]=電圧[V]/電流[A]
公式[回路]
直列回路
電流:I=I1=I2
電圧:V=V1+V2
電流:I=I1=I2
電圧:V=V1+V2
並列回路
電流:I=I1+I2
電圧:V=V1=V2
公式[電力]
電力[W]=電流[A]×電圧[V]
公式[電力量]
電力量[J]=電力[W]×時間[s]
水蒸気
イメージさえ、しっかりとることができれば、公式も覚えやすいぞ。
飽和水蒸気量:1m3の空気中に含むことができる水蒸気の限界量。 ※気温で変化する!
公式[湿度]
湿度[%]=空気1m3中に含まれている水蒸気量[g/m3]/その気温での飽和水蒸気量[g/m3]×100
仕事とエネルギー
公式[仕事]
仕事[J]=力の大きさ[N]×力の向きに動いた距離[m]
▶ 物体を引き上げたときの仕事[J]=物体の重さ[N]×引き上げる距離[m]
▶ 摩擦に逆らって動かしたときの仕事[J]=摩擦力の大きさ[N]×動かした距離[m]
どうでしょう?
理科の学習においては、暗記分野と計算分野に分かれることを別のブログでお伝えしました。今回は覚えておきたい公式をお伝えしましたが、これらもそのままを暗記するより、それぞれの背景にある理論を理解しておくことが重要です。
LINE先生では、演習だけでなく、その背景の解説もしっかり行います。今ひとつ、理科を得意科目にできていない方、苦手な方、ぜひ、ご活用ください。
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