もうすぐ受験!子どもを支える親の心構え

お客様
受験が近づいてきて、子どもがピリピリしてるけど、どうしたらいいのかしら…
受験生の子を持つ親にとって、どのようなサポートをすればいいのかは、みんなが持つ悩み。
今回は、

受験生の子どもに対して、
親ができること
親がしなければいけないこと
親の心構え

をテーマにお伝えしたいと思います。

親ができること

受験を控えた子どもが、両親に一番求めていることは【見守ること】だと思います。しかし、親からすれば、どうしても子どものことが気がかりで、ついつい口を出してしまいがちです。

あくまで、受験をするのは、子ども自身なのです。このように考えると、基本的に親ができることはありません。そっと見守ることが基本です。どうしても口を出したくなるときでも、グッと我慢しましょう。

具体的には、以下のように対応するといいでしょう。

受験生に対する親の対応

1)子どもの話を聴く
2)子どもの意見を尊重する
3)前向きに導く

1)子どもの話を聴く

まずは、積極的に子どもの話を聴くようにしましょう。さきに述べたように受験をするのはあくまで子ども自身。親の価値観や考えを押し付けないように、子ども自身の価値観・考えを聴くようにしましょう。大事なのは、最後まで聴くということでうす。

 

2)子どもの意見を尊重する

そして、注意しなければいけないのが、子どもの価値観・考えを否定しないということです。もちろん、まだ子ども。知識や考えが充分でないこともあるでしょう。そんなときでも、まず「うん、そうだね」と調をしてあげることが重要です。その上で、不足している知識や別方向からの考え方を伝えてあげるようにしましょう。

 

3)前向きに導く

「どんなに勉強してもダメ…」と落ち込むときもあるでしょう。それを頭ごなしにしかっても効果はありません。誰より受験に対するプレッシャーを感じているのは子ども自身です。常に親は前向きな姿勢で引っ張ってあげましょう。

ハカセ
これは、「コーチング」というコミュニケーションスキルじゃ。
マナビーヤの指導でも取り入れとるぞ。

親がしなければいけないこと

子どもは常に受験に対するプレッシャーと対峙しています。そんな中で常にうまくいくわけではありません。疲れもあるでしょう。そんな心・体の微妙な変化に一番最初に気づいてあげられるのが、「親」です。

先に述べたように、基本は「見守る姿勢」です。しかし、「放置」ではありません。ちょっとした変化を見逃さないようにし、子どもが何か悩みを抱えている、つらそうにしている、そんなときは話を聴くようにしましょう。

とことん話を聴き、同調した上で、前向きな方向に導いてあげましょう。

親がしなければいけないことは「気づいてあげること」
ハカセ
受験をするのは子ども自身。親は基本は「見守る姿勢」でいいのじゃ。
そして、しなければいけないことの一つが「気づく」ということなのじゃ。

他に親ができることは?

1)受験生も体が資本
2)ちょっとした環境づくり

1)受験生も体が資本

受験勉強は長期間に渡ります。また、時間帯が不規則にある場合もあります。そんな中でも安定して勉強に集中できるようにするために、健康管理は重要です。栄養満点な食事、勉強部屋の室温(寒くないか、暑くないか)などなど。

脳の活性化を考慮したような食事メニューにまでこだわる必要はありません。当たり前の範囲で、子どもの健康を考えてあげましょう。勉強に集中していると、周りの温度変化にも気づかないこともあるかもしれません。寒くなってきたら、そっと上着を用意してあげる、温かい飲み物を用意してあげる、そういったサポートはまさに親にしかできないことです。

 

2)ちょっとした環境づくり

最近は勉強のスタイルも様々な形にかわり、自分の勉強部屋ではなく、リビング学習をする子どももいるかと思います。誰かの目の届く範囲で勉強するので、サボれないというメリットと同時に、テレビの音や兄弟が遊ぶ声など、集中力の妨げになるものが出やすくなるデメリットもあります。

「テレビを消して、読書にする。」など、ちょっとした家族の協力で、受験生にとっては大きなサポートになります。

 

最後に

ここまで、受験生の子どもを持つご両親ができること、しなければいけないことをお伝えしてきました。最後に、大事な心構えを一つお伝えしたいと思います。

親の期待がプレッシャーになっていないか

子どもにとって、「大丈夫」という親の励ましは大事です。しかし、励ましの言葉も、言い方やタイミング・頻度などを間違えると、逆にその言葉が負担になってしまう場合があります。

大事なことは、受験に向けてしっかり前向きに取り組むこと。そして、受験本番でその実力をフルに発揮することです。合格という結果はその後についてくるものです。その「合格」という結果に対して、親が過度な期待をかけると子どもはそれ自体もプレッシャーに感じてしまうのです。ぜひ、注意したいところです。

 

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