中学生の教科別勉強法【理科】
では、今回は理科の勉強法についてお伝えしよう。
理科ってどんな教科?
まず、理科で習う各単元は大きく2つに分類できます。
暗記分野 → 「植物」や「地層」など
計算分野 → 「電流」や「水溶液」など
計算分野 → 「電流」や「水溶液」など
このように理科は「暗記分野」と「計算分野」があるということを覚えておいてください。このことを理解して学校の授業を受けるだけでも効果がでる生徒もいます。それほど、自分がどういった性質のものを勉強しているのかを知っておくことは大事なのです。
暗記分野の勉強法
「植物のつくり」や「地層」などは、中学理科において典型的な「暗記分野」の単元です。暗記要素の強い単元のテスト問題は、基本的にその解答を【思い出せるかどうか】です。重要となる用語を知っているか知らないかだけの一問一答がほとんどです。クイズ番組などでよく使われるタイプのものです。
つまり、
知識量がそのまま点数につながる
のです。覚えれば覚えるほど解ける問題が増えます。この性質は【中学社会】と全く同じです。となると、その勉強法も全く同じになります。
計算分野の勉強法
もう一方のタイプ「計算分野」の要素が強い単元は、代表的なものが「電流」や「水溶液」などの単元です。こういった単元のテスト問題を解いていくには用語を知っているだけではダメです。
【オームの法則】という用語だけ知っていても、問題は解けないぞ。その使い方を知り、計算までできて初めて点数につながるのじゃ。
計算分野の勉強で大事なのは、
解き方がわかる + 計算力
が必要なのです。そして、この性質は【中学数学】と同じです。ですので、中学理科における計算分野の勉強法も基本的には数学と同じになります。
数学の勉強法はこっちで紹介しているぞ。
中学生の教科別勉強法【数学】
中学生の教科別勉強法【数学】
大事なのは使い分け
最初にお伝えしたとおり、理科の単元は大きく2つのタイプに分けられます。それは「暗記分野」と「計算分野」です。当然、その性質にあわせた勉強法が必要です。そして、そのそれぞれは【社会の勉強法】【数学の勉強法】と同じなのです。つまり、
理科の勉強法 = 社会の勉強法 + 数学の勉強法
ということになります。自分が今どういった性質の単元の勉強をしているのかを知り、それに合わせて勉強法を使い分けることが大事なのです。
このことを意識せずに、やみくもの問題を解いてもなかなか学力につながりにくい…だから、「なかなか勉強が進まない」と感じる生徒が多いのじゃ。
なんかなかなか進まなくて…