成績が「上がる生徒」と「上がらない生徒」の違い

ハカセ
そろそろ実力テストが返却されている頃かな?
お子様
はい…。
でも思ったより難しくて…。
前のテストから結構下がっちゃった…。
ハカセ
実力テストは出題範囲が広いからね。
でも、落ち込んでるヒマはないよ。
むしろ大事なのは「」だからね。

「点数」より大事なこと

日々の勉強の成果をはかるものとして

実力テストなどテストの点数は大事な指標です。

 

もちろん内申点に加算されたり、

志望校を決める上での指標になったりもするので、

「点数」自体にもしっかりこだわっていかなければいけません。

 

しかし、それ以上に大事なことがあります。

 

それは、

テスト後すぐにテスト直しをすること

 

正しいテスト直しの仕方を行えば、

それだけで、次のテストで10点前後は向上します!!

 

どんな参考書・問題集より、

テスト直しは効果があります。

 

テストが終わって、

あー、やっとテスト終わった

思ったよりむずかしかったなぁ

で終わらせてしまうのではなく、今回の結果を次に活かすことを第一に考えましょう。

 

正しいテスト直しをする

テスト直しでよくある間違いが、

正しい答えだけを見て終わることです。

 

テスト直しとは、今回間違えた問題を、次のテストで間違えないようにすることです。

 

振り返って見てみると、テストで同じ問題が出題されることはよくあります。

特に実力テストなどではよくあることです。

数学でも違う問題に見えても、数字が少し違うだけで基本的に同じということがよくあります。

 

中学3年間で習う範囲で、大事なところはいつもほぼ同じなのです。

 

わたしたちも、

テスト前にはテスト対策授業

テスト後にはテスト直し授業

を必ず行います。

このサイクルをきちっとこなせる生徒はどんどん点数が上がります!!

 

今回のミスを活かし、次に活かすための勉強が正しいテスト直しです。

 

㊙テスト直しのやり方

今回は、㊙テスト直しのやり方【簡易版】をお伝えします!!

テスト直しを始める前に!「準備物」

・やり直し用のノート(各教科別)
・テストの問題用紙と解答

普段の自宅学習用ノートや学校の授業用ノートとは別にノートを用意しましょう。

このやり直し用ノートは後から非常に大事な役割をもちます。

 

いよいよテスト直し!

1)テストで間違った解答をで訂正 ※空欄もでうめる
2)間違った問題を「やり直し用ノート」にすべて写す ※記号問題もすべて写す
3)解答を見て間違った問題を理解する
4)解答を見ても理解できない問題を教えてもらう
5)そして、再テスト!!
6)自己採点
7)間違った問題を、再度教えてもらう
8)全問正解するまで再テスト、再々テスト、再々々テスト!

こうやって、とにかく自力で解けるまで理解を深めます。

教えてもらって終わりではなく、再テストで確認することが重要です。

 

そして、最初にテストで間違った問題を書き写した「やり直し用ノート

これが、そのまま「自分専用まとめ問題集」になります。

自分が間違えやすい問題だけを集めた問題集。

これを使って、普段勉強することで、次にテストで大幅点数アップが狙えるようになります!!

 

成績が良い、悪いはもちろんテストでのミスの量が多い、少ないということです。

が、「成績が上がる子」と「成績が上がらない子」の一番の差は、ミスが直る早さの違いです。

成績がいつまで立っても上がらない子、むしろ下がっている子は、「ミスがなかなか直せていない」のです。

テスト直しとはそこを補う勉強です。

その方法を間違っている、またはやっていないから、成績が上がらないのです。

 

この「自分専用まとめ問題集」を使って、テスト前に勉強すれば、

自分のミスの傾向

自分にとっての難問

などが理解できるので、テスト本番でのミスの防止効率的な解き方などを直前にたたきこむことができます。

 

テスト前の対策も大事ですが、テスト後の分析(ミスの傾向、理解度の把握)をしっかり行い、効果的なやり直しを実践することで、成績は激的に上がるものです。

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