【英語】英作文の書き方

高校入試でも出題が増えている「自由英作文」「条件英作文」など。これまでの単元学習で行っていた演習(勉強)だけではなかなか対応できません。英作文は、日本語を英語にする英訳問題とは違った難しさがあります。

しかし、コツさえつかめば難しくありません。コツを知り練習すれば必ず書けるようになります。

 

「英作文」ができるようになるために必要な力

和文英訳問題などと異なり、英作文では、

・自分で何を書くか決める
・決めた内容を英語で表現する
・単語数や書き出しの条件に注意する

つまり、英作文問題を解くためには、

・何を書くか決める創造力
・条件に合わせて、自分の決めた内容を英語で書く語彙力表現力

が必要となります。では、それぞれ詳細にお伝えしていきます。

 

▼何を書くか

与えられたテーマ(お題)に対して、何を書くか。日本語で考えることはできると思います。問題はそれを英語で表現できるかどうかです。英作文に置いて、何を書くかを考える際に、その後、英語で表現することを念頭に置いて、考える必要があります。書きたい内容を思いついても、「単語がわからない」「表現方法(文法)がわからない」では、英作文問題に置いては意味がありません。ですので、

書く内容を自分の知っている単語・表現に合わせて変える
ことがポイントです!!

実は入試の英作文問題にはパターンがあります。まずは、傾向対策でパターンを知りましょう。そして、「これを聞かれたらこれを書く」という内容を大まかに決めておきましょう。例えば、

好きな教科を聞かれたら → 英語のことを書く

と、あらかじめ書くことができる話題(内容)とそれに関する表現を用意しておけばいいのです。

 

▼どう表現するか

どんなに知っている単語・表現に合わせて書く内容を決めても、ある程度文章量も必要なので、書きながらの工夫も必要です。書きたい内容を決めたら、それをどう表現できるかを柔軟に考える習慣をつけましょう。

例えば、「サッカーに興味がある」ことを伝えたい場合、【I am interested in soccer】を書く必要がありますが、【be interested in(〜に興味がある)】を覚えていない場合、【like(〜が好きです)】に変えて書くことができます。

難しい文法を使わなくても、表現できる内容はたくさんあります。自分の書きたい内容をそのまま表現することが難しい場合は、どんどんかみ砕いてみて、別の表現に変えてみましょう

 

そして、先に述べたように英作文問題にはパターンがあります。よく使える便利な表現だけは覚えておくといいでしょう。私のオススメの表現をいくつかご紹介します。

オススメの表現1

【For example(たとえば)】
自分の意見に対して、具体例をあげるときに使えます。文章数を増やすことにも使えるので、「○語以上で」という条件がある場合などにも便利です。

・使用例
I like flowers.For example,I like roses.(私は花が好きです。たとえば、バラが好きです。)

オススメの表現2

【This is because(それは〜だからです)】
前の文に続けて、理由を付け加える際に使えます。英作文では自分の考えを書くことがほとんどなので、その理由を述べるパターンは非常に多くあります。

・使用例
I want to be a soccer player.This is because I like soccer very much.(僕はサッカー選手になりたい。それは僕はサッカーが大好きだからです。)

ハカセ
これ以外にも、therefore(それで)、so(だから)などの単語も理由を述べた後に自分の意見を述べる際に使えるぞ。

英語らしい構成

英作文問題はほとんどの場合、一文だけでなく二つ以上の文章で表現します。一文一文を正しく表現することも大事ですが、全体として自然な構成にする必要があります。

と言っても、難しく考える必要はありません。大きな流れとして、

▶  一文目 一番言いたいことを書く(お題で聞かれたことに対する答え)

▶二文目以降 一文目に続く内容(理由・説明・結果など)

 

一文目は書く内容の中で一番言いたいことひとつだけを完結に表現しましょう。二文目以降で、一文目の理由や具体例、結果といった内容で補足することで、意味がつながるようにしましょう。
以上の点を意識して、様々なパターンを練習してみてください。
すぐに英作文が書けるようになるはずです!!

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